毛皮大好き
2014年 06月 05日
毛皮の構造
毛皮は文字通り「毛」と「皮」からできています。毛皮にとって重要な毛の部分は、刺し毛(さしげ)と綿毛(わたげ)から構成されています。刺し毛は、上毛(じょうもう)とも呼ばれ、艶があって美しく、いろいろな色彩や斑紋がその動物の種類と特徴を表しています。英語では刺し毛をガードヘア(guard hair)といい、弾力性・耐水性の富み、その名の通り身体を守る役目をしています。綿毛は、下毛(かもう)とも呼ばれ、刺し毛の下に映えている短く柔らかい毛です。英語ではアンダーファー(under fur)と言います。極めて細く密生しているので空気の層ができ、体温の発散を防ぎ防寒の役目をしています。毛皮の善し悪しは、この綿毛の密生の度合いによって決まるとも言えます。良い毛質の条件として、 1. 刺し毛と綿毛のバランスが良いこと(特に綿毛の密度が濃い物) 2. 光沢の良い物、背筋が鮮明なもの。 3. 触った時にシルキーでソフトなものなどが挙げられます。
by biutiful_fur
| 2014-06-05 12:38